operation Mac・Z Last update:01/02/02
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Photoshop 6.0にバージョンアップ

 
Photosho 6.0今さら言うのも何ですが、Photoshop 6.0にバージョンアップしました。
パッケージもガラッと変わり、Photoshopのあの印象的な“目”がイラスト調に変わりました(あんまりこの新しい“目”は好きじゃない)。前回の5.5から引き続き新バージョンのAdobe ImageReady3.0も同梱されており、Phtoshop自体も様々な機能が増えたり変更されたりとしたわけですが、一つの疑問点が。

「何故ガルマは死んだのか?」
「坊やだからさ」-シャア・アズナブル-
 
じゃなくて、
 
「何故FlashPixフォーマットが消えたのか?」

理由は知らないが、もともとこのフォーマットはWindows版のPhotoshop5.5にも無かったのである。
Mac版のPhotoshop5.5では確かにFlashPixフォーマットを開く事が出来るのだが、6.0ではファイルオープンのウインドウ内にあるファイル形式の選択メニューには存在しない。強引にFlashPixファイルを開こうとしてももちろん開けない。
FlashPixフォーマットのファイルを受け取った場合にはQuickTimeのPictureViewerで開いて確認する事が出来るが、残念ながらPictureViewerはあくまで開く事しか出来ない。もっとも、Photoshop5.5を持っていればすんなり開けるのだが、その為にPhotoshop5.5をハードディスクの中に入れておくのもねぇ...。

 
ツールオプションバー
さて、初っ端から変な話をしてしまいましたが、新しくなったPhotoshopはまず一番目につくのがメニューバー直下に表示されるツールオプションバーです。
今までのPhotoshopでは、各ツールの設定はツールをダブルクリックして表示されるパレットで設定していたのですが、今度のPhotoshopではツールを選択した段階でそのツールに関する設定項目がこのツールオプションバーに表示されます。
メニューバー下部に表示されるこのバーを取り入れていた他のアプリケーション(MicrosoftのExcel、WordやMacromediaのDirector)では、メニューバーのコマンドをアイコン化してここに表示させているものが多かったのですが、さすがはAdobeさん。より実用的な考え、と言えば言えなくもない。
図:Photoshop 6.0に追加されたツールオプションバー

 
より高機能なWebデザインツールへ
スライスツール次に今までAdobe ImageReadyに装備されていた“スライス”ツールがPhotoshopにも追加されました。
ImageReadyでPSD(Photoshop形式)ファイルを開いて一々スライスしていたのが、これからはPhotoshopのみで出来るのは有り難い。
しかし、このスライスツールですがImageReadyのツールの方が細かい点で使い勝手はやはりイイ。
特に選択したスライスの幅や高さを変更する時に、ツールアイコンが垂直方向、水平方向に切り替わるのである。
些細な事だけど、これ結構大事。
スライスを作成したら、ファイルメニューのWeb書き出しコマンドでImageReadyのお馴染みの画面が出て来て書き出すファイル形式や圧縮率を調整して(自動調整でもかなりイイ線はいく)書き出す。
ImageReady同様にHTMLの生成をしてくれるので、直ぐにブラウザで確認出来る。
難点を言えば、HTMLのコード書き出しをもっと細かく設定出来ればいいのだが、元来フォトレタッチツールであるPhotoshopにそこまで期待するのはおかどちがいなのかも知れない。
ちなみにAdobe GoLiveコードでの書き出しも出来る様だが、GoLive用のコードって何なんだろね?

 
特筆すべきはやはりレイヤーである。5.5では作成出来るレイヤーの上限が99個であったが、この制限が解除されて割当てメモリの許す範囲でレイヤーを作れるようになっている。
また、今回新たに追加された機能としてレイヤーをフォルダ内にまとめる事が出来、フォルダ単位でレイヤーの可視・不可視を設定出来る点。これがとても便利。
相互に関係しあっている複雑なレイヤー構成をフォルダで管理出来るので、「この効果を出すのに使ったレイヤーはどれとどれだっけ?」という事もこれで少しは無くなる。あとは使う人の“管理能力次第”である。
レイヤーパレットも少し変わり、“調整レイヤー”がポップアップ式ボタンとなってレイヤーパレット下部に付いた。
 
多少不便を感じるのは、今回各レイヤーに前回の5.5でもあった“スタイル”が適用出来るのだが、ダブルクリックするとスタイルの設定ウインドウが出てくるのである。
これがまた表示されるのに多少時間がかかる(PowerMacintosh G3/266 MTでの話し)。
5.5まではレイヤーをダブルクリックするとレイヤーの名前を変更出来たのだが、今回からダブルクリックすると“スタイル”の重たいウインドウが表示されるので、無意識に5.5の感覚でダブルクリックしてしまい、スタイルウインドウが表示されて「コンニャロメ!」となってしまう(別に“スタイル”機能が憎いわけではない)。ちなみにレイヤー名を変更するには、レイヤーのプロパティを選んで変更する。
レイヤーの制限解除に伴いアルファチャンネルの数も増えたかな?と思ったんですが、21個までしか使えない事です。写真の合成とかやっていると選択範囲がいつの間にやら増えていくので。

 
強力なテキスト処理
最も変わった点と言えば、テキスト処理もある。
これまでのPhotoshopは文字を入力・編集する際にはその都度文字編集のウインドウが表示され、モニタが小さいとこれが邪魔で変更結果が果たして実際どーなっているのかが見づらかった。今回は画面に直接入力する事が出来る。
ただしこれも諸刃の剣で、このおかげで若干動作が鈍くなった気配がある。しかしインライン入力の有り難さには変えられないが...。
文字/段落パレット文字処理も大分機能が拡張され、Adobe Illustrator並みの処理が施せる。
そもそもPhotoshopにここまで強力なテキスト処理が必要か否かは議論が別れるところかもしれないが、既にPhotoshopは単なる画像処理ソフトの枠を超えてWebデザインや写真家さんなどが使う万能で強力なツールなので、一つのソフトで出来れば全てを行いたい、というユーザーの要求を満たすにはこれでもまだ足りないかもしれない。と言うかまだまだ足りないねぇ(笑)。
ただ、内部のエンジンに組み込んでしまうか、フィルタのように必要であれば拡張して使えるようにするか、ImageReadyのように独立したソフトにして同梱してしまうか、という方法論となれば、これまた大きく議論が別れるところであろう。
全体のパフォーマンスの低下さえ起きなければ、内部のエンジンに組み込むのが一番いいのであろうが。


買ってから一番最初に行うのがインストールであるが(その割りには何故か最後に書いてしまう)、今回初めてPhotoshop6を新規で購入される方のインストーラは分からないが、今回のアージョンアップ版のインストーラは評判が悪い。
Photoshop 5.5のバージョンアップの時はハードディスクの中にPhotoshop 5.0(それ以下でもいいのか?)が入っていなければインストールが出来なかったのだが、今回は4.0以降のPhotoshopのCD-ROMが無ければインストールが出来ない。
当然の事ながら正規ユーザなので持っているが、まずPhotoshop6のインストーラを立ち上げると4.0以降ののCD-ROMを入れるように、との要求が画面に出る。
インストーラ画面の指事に従って4.0以降のCD-ROMを入れると、それを認識して6.0のCD-ROMに入れ替え、それで初めてインストールが始まる。
少なくとも事務局のMacはそれでスンナリとインストールが出来た。
 
しかし、東京支部のA氏は何回もCD-ROMの入れ替えをしてやっとインストール出来たそうである。
事務局のVAIOにもWindowsのPhotoshop6.0を入れる時に一度インストールが失敗し、他にもこーゆー声を聞き、早速 operation Mac・Z Photoshop部隊(そんなの作った覚えは無いが)は事態を調査すべく、Adobeカスタマーサポートセンターに電話で確かめた。
Adobeにもそーゆー報告があったらしく、またそーゆー事態を当然予想していたらしく、“ロック解除コード”なるものを用意しているようだ。
せっかく買ったのに未だにインストール出来ずにいる人は、サポートに電話して、このロック解除コードを入手しよう。


Photoshop 6.0のバージョンアップ版を買うと、限定でAdobe GoLive 5.0のお試し版CD-ROMが付属してくる。GoLive5.0が気に入ればPhotoshopユーザは¥9,800でGoLive 5.0を購入する事が出来る。
GoLiveを使う事でPhotoshopとの様々な連携が取れ、よりWebサイト製作の効率が上がる...のであろうが、何しろMac/Win共にPhotoshopをバージョンアップすると¥50,000にもなってしまい、買いたくても先立つものが無いという状態。
カスタマーサポートの方にせっかくMac/WinのGoLive特別購入の書類を送ってもらったのだが、まだまだ先の話しになりそうな今日この頃。


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