operation Mac・Z Last update:01/03/18
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旧型Macの活用法その二
〜ADBに別れを告げる日〜

凱旋門
※本文とは全く関係無いが、写真は埼玉の会員Mくんが旅行中のおフランスはパリで写した凱旋門ざんす。
事務局のMacは全て旧型マシンという話しは何度も繰り替えされているので御承知の事とは思いますが、異変はある日突然起きた。
あれは遡る事去年の事。夏もそろそろ終わりかけている頃、あと2〜3時間で仕上げてクライアントに持って行かねばならん、という仕事をしている夕方時に。
旧型マシンという事は当然の事ながらいわゆるインプット・デバイス(入力装置)はADBポートを使用するキーボードとマウスであり、キーボードは無論、20世紀を代表するApple KeyBoard I(もちろんASCII配列!)。そしてマウスは今もなお定評のある(かどうかは知らんけど)Apple純正角形マウスなのです。
 
このApple純正角形マウスはかなり長持ちしており、確かMacユーザーに仲間入りした次の年から使いはじめているので、そりゃぁ〜もう年季が入っています。数々の仕事をコイツと成し遂げ、メインマシンが7500からG3に変わっても同梱されている新品のADB丸形マウスの袋を開けもせずにコイツをつなげました。そー言えば丸型マウスはどこ行ったんだか?
 
そんな彼もやはり寄る年並、仕事の最中に押したマウスボタンがそのまま帰ってこなくなり、押しっぱなし状態のまま文字どおり二度と帰らぬマウスに(←座布団1枚もってけ)。
「うぅ、マウスよ、今までたくさん想い出を有難う...」などと感傷に浸っている間も無く、〆きり時間は刻々と迫っている。
早速“隠居したマウス”を引き抜き、7500に使っている角形マウスをとりあえず抜いてG3に付ける。
何とか仕事はこなして無事クライアントの所に持って行ったものの、作業中、同じ角形マウスなのにどーも使い勝手が違うので「間に合うのか?」というヒヤヒヤ感と、ど〜も思い通りに動かないマウスへのイライラ感でスッカリまいってしまった。
マウスと言えどもやはり使い慣れたものにはそれなりの特徴があり、長年のつき合いの間にその特徴と使う側が把握して知らぬ間にそのマウスに合った使い方をしているのでは?
 
んで、とりあえず7500には予備のこれまた角形マウスを付けておき、しばらくは元7500の角形マウスを何とか使って凌いでた。
約半年の間使ううちに、ようやくこちらの角形マウスにも慣れて来たましたが、ここでよく考えてみるとADBのマウスもキーボードも、既に生産は中止されてUSBのみという状況になっている筈(で、あろう)。
ストックはある事はあるが、この調子で使い続けていけばそれすらも壊れて行き、最終的には無くなる。
では、今のうちにストックを増やしておくか...。それも不可能な話しではないが、たいていは中古になるであろう。
ではADBの復権を目指して革命を起こすか?
起こした所で賛同者は少ないであろう。世間はいつの間にかUSBに染まっている。
それによくよく考えてみれば、最近の周辺機器も大体はUSB接続のもだ。
では、いっそ新しいマシンに買い替えるか?
それは最も無理な注文で、この確定申告の期限が押し迫っている中、そんな金がどこに有ろうか?
 
何故そこまでADBにこだわるかと言うと、現在の環境を使い続けたいというのもあるが、仕事で使っているDirector 7のドングルが問題でもある。これはDirector 8にバージョンアップすれば解決する問題(Director 8からはドングルは必要無い)なのですが、何度も言うように金が無い。DirectorはMac版とWindows版が揃っていなければハイブリッド版が作れない、ハイブリッド版が作れなくては始まらない。
しかるにMac/Win共にアップグレードしなければならず、そのアップグレード料金たるや型落ちして店頭在庫のみのiMacが買える値段である。
 
ここで考えの方向を変えてみると、「USBが使えないのか?」というのが出る。
今後消えて行くADBを追い求めるよりも、USBへの新たなる道を切り開いていく方が建設的であり、また将来的な発展も臨めるというものであろう。
となると、G3(ベージュ)には無論の事USBポートなど付いていない。
ではPCIカードでUSBポートを追加出来るものは無いか......あった。
しかもこれは1枚のPCIカードにUSBポート2つ、そしてFireWireも2つ付いており、大変お得。値段は¥12,000程である。
USBのみならずFireWireも付いているので、USBよりも高速のMOやCD-RW、DVD、外付けハードディスクも使う事が出来る。
もちろん、G3に増設するだけなので今まで通りADBやシリアル、SCSIも使う事が出来る。DirectorのADBドングルも使えるし、何よりもApple KeyBoard Iも継続して使う事が出来る。「コレじゃ!」と長老も納得したという事で早速注文。
 
ブツは(株)デンノーから販売されているものであり、Mac/Win両方に使える。コレまたお得。
増設は勿論PCIスロットに差すだけで、必要な機能拡張書類はApple純正のもののみ。サードパーティーの機能拡張書類を必要としない事もまた重要。
今までソフトウェア・アップデートをかける時に、FireWire、USB関係のものはチェックを外していたのでダウンロードしていない。とりあえず手動でインストールするのでAppleのサイトからFireWire2.4と、USB CardAdapter1.4.1をダウンロードし、インストールして再起動。
 
実はこの日の為に、というわけではないがApple ProMouseを買っておいた。
早速つないでみるが、生憎ProMouseのケーブルは短く、ProKeyBoardをまだ買っていないので本体から机までの距離が有り過ぎてProMouseのケーブルのみでは届かない。これを回避すべくUSBの延長ケーブルも何故か既にある。
店員さんの話しではUSBは「あんまり長くしない方がいい」という事だが、つながらなくては始まらないので気にせず装着。
再起動後、ADBのマウスではなく、ProMouseを動かしてみると、ちゃんと移動するので認識している。
これまた店員さんの話しでは、Apple ProMouseはWindowsマシンに付けてもちゃんと認識するらしい(こちらでは確認してないけど)。
 
その後しらばらく使い続けても、ちゃんと動いているのでこれで安心してADB角形マウスは他の旧型マシンのストックとして机の引き出しの中にしまいこんでおいた。
このPCIカードのおかげで、USBとFireWireを使えるようになったので、今まで周辺機器を買う際にはSCSIしか見ていなかったが、今後USB、FireWireを使用する製品もターゲットに含める事が出来る。が、それはまた別の話しで実際まだProMouseしか無いので、それらについては次回という事で。

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